RECRUIT/講師採用
採用TOPへ戻る講師インタビュー
久保田 彰吾さん(関西学院大学)
───クレデュで講師をしようと思ったきっかけは?
私はもともとクレデュの生徒でした。大学が決まり、アルバイトを考えていた時、講師にならないか、と誘われたのがきっかけです。
───誘われてどうでしたか?
正直言って悩みました。そんなこと自分にできるのか、という思いが大きかったですね。
───それでもやってみようと決断したきっかけは何ですか?
少し考える時間をいただき、自分でも考えましたが、いろんな人に相談もしました。家族はもちろん、通っていた習字の先生にも。その時、「人に教えるって大変だけど面白いよ」というお話をされました。また、誘っていただいたときに言われた「君は教えられたことを自分で考え、順序だてて人に伝えることができる生徒だったから、教える仕事に向いてるよ」という一言もあり、「クレデュは、自分のことをわかってくれる塾だし、やってみよう」と思い、決断しました。
───そして面接を受けることになるわけですが、面接ではどんな話を?
クレデュの設立理念や経緯、歴史などを紹介していただきました。特に「こういう教育をしたいと思っている」という理念の部分をたくさんお話ししてくれました。具体的には他の塾と違う、クレデュが目指したい授業のあり方や、それを実現するための研修制度の説明などです。高校時代のことについていくつか質問されましたが、どちらかというと理念ややり方を確認しあう場だった感じがします。
───採用後のお話を聞かせてください。研修はどのように行われましたか?
私は英語と国語の担当になったので、その2教科の授業研修をしていただきました。まずは、基本的な業務や仕事上の決まり事などを説明してもらい、その後授業の進め方をレクチャーされ、授業ロープレへ、という流れになりました。
───授業研修の内容をもう少し具体的に教えてください。
まず、最初にマニュアルを渡されます。基本的にはマニュアルに沿って授業を進めることになるのですが、その前にマニュアルに沿った授業の仕方を、実演を交えながら教えてもらいます。そして内容については一旦持ち帰って予習し、次の研修の日に、実際に生徒役の先生の前で模擬授業を行います。そして、その場で気になった部分を指摘してもらい、確認してまた模擬授業をする、という流れです。
これは私の場合だけなのかもしれませんが、私はかなりの人見知りであがり症なので、「こういう風にしゃべりだしたらどう?」など、最初の段階で、話の始め方までアドバイスをいただけたのがとてもありがたかったと思っています。
───研修が終わっていよいよ講師デビューですが、どうでしたか?
正直な感想を言うと、最初の頃は「大変」でした。相手は生身の生徒なので、準備したとおりに授業が進まず、こっちが考えていたこととのギャップも大きく、最初は苦労しました。「このくらい説明すればわかるだろう」と思ってもなかなか通じない時は焦りましたね。「教えるのってこんなに大変なのか」と改めて実感しました。
───その苦労はどうやって乗り越えたんでしょう?
困ったらすぐに教室長の先生に相談しました。具体的なアドバイスをもらいながら、次の授業で実践してみる。もちろん一回でうまくいくわけではないので、また壁にぶつかる。自分でも考え、必要ならまた相談し・・・を繰り返しました。そして、「やっと理解してくれた」とき、「成績が上がった」と報告してくれるとき、大変だった分、喜びは何倍も大きいものになりました。
───授業以外の部分ではどうですか?何か特徴的なこととか。
特徴的というと難しいのですが、今私と同じ大学の友人にも、塾で講師をしている人が結構います。その人たちと話をしていると、クレデュで講師をしていてよかったと思う時があります。友人いわく、塾に行くと研修もマニュアルもなく、いきなり「○○大学を志望している××高校の△△さんなのでよろしく!」としか言われず、どうしていけばいいのか困った、というのです。おそらく、友人の大学のレベルと生徒の志望大学のレベルだけで決められたんだろう、と思います。クレデュでは生徒の進捗や志望校から逆算して、教室長と一緒に受験までの道筋を考えることができるため、安心して受験指導に当たることができます。スケジュールに自信を持てるため、生徒にも強く言うことができますし、目標設定(いつまでに○○ができるようにならないといけないよ、など)がしやすかったのもよかったと思います。また、相性についてもよく考えて担当生徒を決めてもらえました。あとは年に2回のフィードバックですね。半年を振り返り、自分でも気づかなかったいい点もよくない点も評価してもらえましたし、塾の話だけではなく、就職活動を見据えて普段から取り組むべきことなど、将来のお話しも親身になってしてもらえるのがうれしいですね。
───最後に、クレデュで講師の仕事をしてよかったと思いますか?
よかったと思います。面倒見がよく人間関係もいいですし、研修もしっかりしているから「講師として、しっかりとした授業ができる」ので、講師に興味がある皆さんに、クレデュはお勧めしたい塾です。
───(インタビュー終了後、帰りがけに出口にて)
これだけは絶対に伝えてほしいんです。それは、クレデュは本当に講師を「育てよう」としている塾だということです。立派な授業のできる講師を育てよう、としているだけではなく、人間としても。
「育成」に本当に力を入れる塾。
今日はいろいろお話させてもらったんですが、一番伝えたいことはこれなのでぜひお願いします!
中井 泰河さん(京都大学)
───塾の講師に興味を持ったきっかけは何ですか?
高校1年生の頃、教師にあこがれていました。人に教えるのが好きだったので、何となく塾講師に興味は持っていました。クレデュを知ったのは、講師をしている知り合いの人がいて、いい塾だよと聞いたのがきっかけです。そしてその人から紹介してもらいました。
───紹介してもらった後、面接ではどんな話をしましたか?
すみません、はっきりとした会話内容を覚えているわけではないのですが(笑)。
───何となく印象に残ったことでも大丈夫ですよ。
印象に残っていたのは、塾長含めて皆さん、とてもしゃべりやすい雰囲気でした。また、生徒のカリキュラムに関しても自分の裁量で組めること、生徒の合格や成績アップへのプランニングを自分で考え、実践できる環境があることにも魅力を感じ、クレデュで講師がしたい、と思いました。「君の大学合格までの経緯や受験への姿勢をどんどん伝えていってほしい」というようなことも言われましたね。
───研修ではどんな感じでしたか?
マニュアルがまとまっていて、非常に良かったと思いました。とはいえ、マニュアル通りにしなければいけないわけではなく、「必要だと思ったらプラスアルファのことはどんどんしてもいい、生徒に合うなら他のものを使って自由にしてもいい」、とまで言われました(笑)。実際、マニュアルとは全く違う教材でやらせてもらった生徒もいます。授業ロープレは緊張しました。自分が言いたいことをそのまま伝えるのはこんなにも難しいのか、と気づかせてもらえました。
───研修が終わって、講師としてデビューしてみての感想は?
こちらが伝えたことに対して「わかった!」となったときの生徒の反応を見たときは、素直に「やってよかったな」「教えるって楽しいな」と思いました。逆になかなか反応してくれない生徒もいて、最初は苦労しましたが、自分でも一生懸命に工夫の仕方を考え、また周りに相談できる環境もあったおかげで、何とか乗り越えていくことができたと思います。
───講師をする前に思っていたことと、現実に講師をしてみてからのギャップはありましたか?
あまりなかったんですよね(笑)。やりたいようにやらせてもらえましたので。とはいえ、独りよがりになってしまったりする部分はあったかもしれません。その点については、授業後などに教室長の先生が気づいて指摘されることもありました。とはいっても「そんなこと言っちゃダメ!」というようなダメだしではなく、「よりよくなるように」するためのアドバイスであり、私の考えや伝えたいことは最大限尊重してくれていました。
───授業に際して心がけていたことはありましたか?
講師として生徒にかかわれる時間は、1週間に1回90分です。限られた時間なので、「週1回の出会いを『自分が一人でやっていくきっかけ』にしてほしい!」ということはいつも意識していました。問題を解説するだけではなく、日々に取り組むべき問題ややり方、ペースを自分なりの経験を踏まえて伝えることも毎回行っていました。
───大学受験生も担当してもらいましたが、受験生を持つようになってどうでしたか?
基本は変わらず、「勉強方法のレクチャー」を中心に話をし続けました。私自身、大学受験ではめちゃくちゃ苦労しましたから、同じ苦労をしてもらいたくない一心で、自分の成功体験や、時には失敗談を含めて、「こうやっとかないとオレは痛い目にあったぞ!」とか「オレはこうやって成績が安定したぞ!」と言い続けていましたね。責任も大きい分大変でしたが、合格の報告を聞いた瞬間は最高でしたね。
───結果が出た瞬間はやっぱりうれしいものですか?
そうですね。もちろんうれしいですけど、私は結果よりも1回1回の授業を大切に考えるようにしていました。その中でうれしさを感じることが多かったと思います。
───それはどういうことですか?
さっきもお話ししたとおり、私が面と向かって生徒と接する時間は週に1回90分しかありません。ですから、目の前の問題の解説だけでなく、「自分でどうやって勉強してほしいか」を意識しました。また私は文系数学の担当が多かったので、「数学の本質を知ってほしい」「数学が楽しくなってほしい」と思いながら工夫して授業していました。その1回1回の授業で伝えたことに納得してくれたり、次に会ったときに実践してくれていたり、「数学が楽しい」と言ってくれたりする瞬間はとてもうれしくなります。その繰り返しの延長で合格などの結果が出てくれたときは最高ですね。
───クレデュで講師をしていてよかったと思いますか?理由も教えてください。
よかったと思います。自分のやり方や考えを尊重してくれますし、合宿等、講師同士のつながりを深められる機会も多くあります。また、街で生徒に声をかけられることもありますね。担当ではない生徒にまで声をかけられたこともあります(笑)。クレデュが持ってる雰囲気のおかげかもしれませんね。クレデュは講師をしたいと思っている皆さんにおススメしたい塾です。「生徒を受からせたい」、「生徒と密に関わっていきたい」、「教えるのが大好き」、というような皆さん、ぜひチャレンジしてほしいですね。
嵯峨 あゆみさん(関西学院大学)
───嵯峨さんは、どうしてクレデュで講師をしたい、と思ったのですか?
もともと私は違う個別指導塾で講師を1年間していました。その塾はマニュアルと塾のテキストに沿って授業をするスタイルだったのですが、生徒のレベルに応じて柔軟に対応することが難しく、「この子ならこうした方がいいのに」と思ってもなかなか実行させてもらいにくかったんです。
そんな時、クレデュでお話しする機会をいただき、ここでなら「自分で生徒のことを考え、取り組むことができる」と思ったのがきっかけでした。
───「自分で取り組める」というのは具体的には?
私が担当するのは主に英語ですが、同じ高校3年生でも理解度も志望校のレベルもバラバラです。個別指導塾であれば、様々な生徒のタイプに応じて授業できるのが特徴ですが、私のいた所ではそこに講師の創意工夫の入る場面が少なかった。具体的な進度を指示してもらえることも少なく、かといって講師の裁量も入りにくかった。クレデュでは、アルバイト講師でも「この子はこうしたらいいのでは?」と教室長に提案できます。もちろんすべてが採用されるわけではありませんが、一方的に却下されることは絶対にありません。むしろ私の意見について一緒に考え、もっと良い方法があれば、それを見つけようとしてくれる環境があります。また、テキストやマニュアルに沿うだけではなく、生徒との対話を通じて「一緒に考える」ことを大事にしたいと思っていました。そして、生徒にテキスト等に載っている教科知識に限らない、いろいろな知らないことを教えてあげられることも大切にしたいと思っていました。
───採用後のお話を聞かせてください。研修はどのように行われましたか?
最初に、クレデュの誕生した背景、クレデュの価値観についてお話をしていただきました。その後は基本的な決まり事を説明していただき、授業の進め方の説明、授業ロープレへと進みました。
───授業ロープレはどのようなものでしたか?
まず授業の進め方を話していただき、必要なら実演していただきます。そのあと、予習してきた内容で、自分で模擬授業します。その内容について指摘をいただきながら練習を重ねます。
───緊張しました?
めちゃめちゃ緊張しました(笑)。大人の前ですし、前にいた塾ではこのような授業練習はなかったので。でも、おかげで実際生徒の前に出た時には、あまり緊張せずに自信をもってデビューできたと思います。逆にいきなり授業デビューしないようにしてもらえてよかったと思います。同時に「教えることの難しさ」を教えてもらえたのもいい経験になったと持っています。
───実際に働いてみて、クレデュと前の塾との違いはどうですか?
まず、一人ひとりの講師の生徒に対する熱量や熱意がまるで違う、というのを感じました。目の前の生徒に対してこうまで熱心に考えられるのか、と思う人がたくさんいたことに驚かされました。
───講師デビュー後はどうでしたか?思っていたことは実現できましたか?
実現できていると思います。デビュー後も授業を見て気になることがあれば指摘してもらえます。ダメ出しをされるというより、「もっとこうすればいい」と提案していただける感じです。自分で考えた方法や進め方も実現できるので、その分、担当生徒の成績が上がり、志望校に合格できたときの喜びも大きいものになっています。また、教室長の先生はじめ皆さんが手厚くサポートしてくださり、一人で悩まずに授業に当たることができています。
───講師の仕事を通じて学べたことはありますか?
自分のやり方で生徒を担当する、ということへの責任感は強く感じます。私自身、教育者を目指して大学で勉強しているのですが、これはほかのアルバイトではなかなか得にくい経験だと思います。また、同じ講師同士でも、気軽に相談でき、様々なタイプの人に触れられる環境がクレデュにはあると思います。
───他に特徴的だな、と思ったことはありますか?
年に2回教室長によるフィードバックがあります。半年間の自分の成長や担当生徒の話をすることはもちろんですが、大学卒業後の将来について、そのために今自分がすべきことなどのお話しもたくさんしていただけ、「人間としての成長」を応援してくれる塾だと感じています。