SPRING COURSE/春期講習　高3年生

　春期講習では、英語と国語を受講し、対策しました。
　英語は単語力を身につけるため、単語テストを実施し、講習では桐原書店出版のskyword 最上級コスモスや同志社大学の過去問を授業で取り組むようになりました。同志社の英語は難しく、全訳をするのは時間もかかり大変でしたが、それに取り組むことで、7月ごろから国公立大の過去問にも抵抗なく入ることができました。当初、文構造をとらなくても読めると考えていましたが、同志社大・大阪大レベルの問題に取り組むようになったとき、文構造がいかに重要かを理解しました。入試本番では英語が得点源になっていました。
　また、国語に関しては、共通テストで安定して得点できるように対策しました。古文の文法を講習３回の授業で完成させ、共通テストレベルの古文を解くことができるようになりました。共通テストの直前期、理系教科に集中しなければいけない中で国語を伸ばすのは難しいです。なので、早めに対策していてよかったです。
　担当の先生から「どこが弱いのか」「今やるべきものは何か」という的確なアドバイスをもらい、はっきりした目標を立てることで自分の第一志望校の合格への道のりが明確になります。合格を掴むまで本当に長い道のりでしんどいこともたくさんありますが、先生を信じて努力して合格を掴みとってください。

　私は１年生の頃、定期テストの学年順位は中の下、もっと低い時もありました。また、勉強に対するモチベーションも低かったです。そんな私が志望校に合格できた理由は２つあると思います。
　1つ目は、塾で出される宿題をしっかりと行ったことです。これは、ただこなすのではなく、分からなかったところや、複雑なところを深く考えるということです。私は長い間、「答え」に固執してしまい「考える」ことが大きな課題でした。これをもっと早い段階で行うべきだったと合格した今も反省しています。
　2つ目は、英単語帳をとにかく何十周もしたことです。英単語に慣れるために、1周1周をこなしていくと、段々見覚えのある英単語が増え、最終的には英単語の書かれているだいたいの場所も覚えていました。また、塾の英単語テストのあいているスペースに、問題になっている英単語を使った熟語を思い出して書いていたことは、単語・熟語を覚えるのに役立ったと思います。
　したがって、早い段階から英単語帳に慣れ、「考える」ことを怠らないことが大事だと私は思います。クレデュでは、まず基礎の土台を教えてくれ、その土台ができた段階で、先生たちは「考えなさい」といい対話をしながらの授業になります。考える習慣を身に着けることは時間がかかります。春休みのように学校の授業がない期間は、こういったことに向き合うにはもってこいです。是非頑張ってください。