VOICE/合格者、クレデュを語る
九州工業大学工学部
上田 康太くん 【尼崎北高】
合格体験記
私の夢は宇宙旅行開発に携わること、そこでコストの大幅削減を実現させできるだけ多くの人を宇宙に連れていくことです。もちろん私も行きたいです。具体的に宇宙旅行とはISSのような地球を周回する居住スペースに行くこと、月面上のホテルに行くことです。地球周回コースでは美しい地球を眺め、無重力状態を楽しむことができます。月面コースでは月面育ちの食材を食べ、アポロ時代の足跡、球体の地球を見ることができます。また、宇宙婚、宇宙葬、月の裏側からの天の川銀河を眺めるといったサービスもあるでしょう。(月の裏は真っ暗でどこよりもきれいに星が見える)
これらは全て前例のない人類の最先端の産業となります。デカすぎる景色を見て人生観を変え、神秘的な地球とその表面に人類がつけてしまった傷を見て環境への関心が高まり、国境のない地球を見て民族、紛争問題に変化があるかもしれません。私は宇宙旅行の人に与える精神面のパワーにとても魅力を感じます。全ての人間が宇宙旅行を経験した世界に戦争や環境問題はないと思います。
自分がこの素晴らしい宇宙産業に携わることを考えるといつもワクワクしていて、受験生時代の原動力でした。大学受験は、この夢の第一歩です。最初に目指していた大学とは違う大学に行くことになりましたが、宇宙工学が学べる数少ない大学に合格できたこと、また九工大は世界で一番人工衛星を打ち上げている大学であるということも含め、私の受験は上手くいったと感じています。
大学では宇宙に行けるように色々な経験を積んで夢に向かって走り続けたいと思います。
約1年間ありがとうございました。